小学校のときのいじめの話
お風呂入って頭皮マッサージどころか「はげる」ってくらいにがしがし洗うのが好きなんです。
今日も蒸し暑さでじんわりとかいてしまった汗を流していました。そして思い出したのが小学校時代のいじめのことです。
別に「いじめよくない」「今すぐやめて」「相手のことを考えて」とかいう気はまったく、さらさら、全然ないです。
なぜなら、私は(表現としてこれでいのかはわからないけど、)被害者ではないからです。
それに加害者側にそんな気持ちがあるのならこんな問題は起きません。
当時、仲良く遊んでいる子がいました。
週に2回くらいは遊んでいたと思います。
でもあるとき聞いたのが「あの子は嫌われている」という話です。いじめを題材にした漫画でよくあるような「私もターゲットにされるのでは」なんて思うことはありませんでした。そんなこと考えられるほど頭が回る小学生ではありませんでした。
もっとシンプルに「みんなと違う」ってことが嫌だったんです。
だって小学校なんて特にそうでしょう。みんなできちんとやって、みんなで行動。これがいい子のモットーです。
そして私は、その子を嫌っていないということが、みんなと違って、異端であると思っていました。嫌うべきだと思いました。
だんだん遊ぶ回数や一緒に帰る回数が減って、中学まで同じでしたが、最後の一年はクラスが違うこともありまったく顔を見ることもありませんでした。誰かが悪口をいえばそれに乗り、見えないふりで横を通り過ぎます。
平気でやります。
あの子は今何をしているのだろうかと。
絵が好きで、よく笑って、妹と仲が良くて、頭はよくなかったけど素直に「教えて」も「ありがとう」もいえる子で。ちょっと愚痴をこぼしても、人や物にあたる子ではなかった。
ただただ異端になりたくなくて周りと波長を合わせようとした小学校・中学校時代。
今考えればそのためだけに友達をやめてしまったのかと思わざるを得ない。中学生は本当に残酷です。悩みが多くて自分のことで精いっぱいです。それを理由にすべきではないとしても、嫌なことを他人に押し付けます。
頭の足りない中学生でした。
そんなことを風呂で思い出して、あー謝りたいなー、会えないかなーと思ったんです。お酒でも飲みながら、いっぱい話をして、また友達に戻りたい。なんて。
けどこれは結局、加害者心理でしょう。
私はたぶん当時を心の底から謝りたいのではないのでしょう。
だって、別に正面切って暴言吐いたわけでもないし暴力をふるったわけでもないですし、そんなに罪悪感はないんです。
単に「なんかつっかえてるからスッキリさせたいだけ」が正しい心情でしょう。テレビでやるような泣きながらの謝罪じゃないんです。歯の間になんかあるから爪楊枝使うかくらいです。
だいたい、連絡先もわからないし。今更謝ってもその子の学生生活が返ってくるわけでもないし。私に会いたいと思えるでしょうか?
ふと思いついただけのことですし、本気の度合いとしては「今布団に寝っ転がってブログ書いてる」という状況で判断してください。
本日の記事のまとめ「クラス内のいじめは誰かが直接的に話してくれないと気づけないほど、周りが見えていないし空気を読めていない」です。